春は辺りに桜が咲き誇り、夏には家の前に流れる大きな川で川遊び。四季の風情を楽しめる「今ちゃんの家」。
東京から夫婦でUターン。都会の喧騒とは真逆の、田舎の自給自足の落ちついた暮しにすっかり溶け込み、日々穏やかな時間が流れています。
「都会にいた名残か、じっとしているのが苦手」と笑って話す実践者の今手さん。ホームまで116段の階段をのぼる「天空の駅」や、冬季の名物になったイルミネーションなど、お客さんを色々な場所へ案内してくれます。またこの辺りは「天国に一番近い里」と呼ばれ、花桃が山一面に咲きそれは美しい場所があります。
家の後ろには田んぼ、畑には歩いて三分程のところにあり、季節によって色々な作物が収穫できます。今手さんは料理を作るのも得意で、自慢料理は梅のしそ巻や、ゆず味噌、天ぷら、らっきょうなど。夏には白いゴーヤにバナナ、スイカ、牛乳、カルピスで作ったウエルカムジュースで迎えてくれるおもてなしも。
たまに山からお猿さんの訪問もあるという今ちゃんの家。地元食材で作った料理や地域の情報などをブログ「羽須美の百姓」で紹介し、地域の人達と一緒になって盛り上げていきたいと意欲的に活動しています。