自然・風土・歴史・文化を学ぶ体験紹介
伝統の技で糸から布へ手仕事体験

トントントン! 機織りの心地よい音が響きます。
たたずはた おかいこ 浜田市弥栄町は養蚕で栄えた地域でした。やさか村ワタブンアートファブリックは、もともと京都西陣のしゃれ帯を織る工場でしたが、現在はその技術を生かし、絹の浴用タオル「キビソ肌友だち」や大判のショール等を生産しています。
ここでは糸から布になる様子を体験できるよう、ミニ機織り機でランチョンマットをつくります。はじめに蚕の話を聞き、次に糸選びを。職人でもある地元のお母さんから機織りの方法を教わったら、さっそくスタート! 横糸の入れ方やトントンと押さえる力など、最初は慣れなく生地も不揃い気味。しかし、コツをつかむと手つきもスムーズになり、作業も早くなります。多少の糸のはみだしはお愛嬌。オリジナルランチョンマットの完成です。
自分の好きな色の糸を選ぶ。
慣れてくると、織り目が揃ってくる。