益田市美都町にある「ぬくもりの里二川」さんの郷土料理体験の様子を見学させていただきました。

今回は県西部の郷土料理「うずめ飯」や美都町特産のゆずを使ったゼリーなどをつくりました。

「うずめ飯」の具材として、ごぼう、里芋、にんじんなどを切ったり、厚揚げを焼いたり、手でちぎったこんにゃくを下茹でしたりしていきました。
その後、出汁にしょうゆ、みりんなどを加えたものに、具材を入れて煮込んでいきました。

これと並行して、１升５合炊きの大きな羽釜でお米を炊いていきました。
炊飯は火起こしから行いました。その際、薪割り後の木端とろうそくを一緒に煮てろうを浸した木端を着火剤として使いましたが、火のつきがとても良かったです♪

また、ゆずゼリー用のゆずを近隣で収穫し、ゆずの果肉・種をくり抜いて、ゼリー用の器をつくりました。
ゆずの白い部分が出てこない程度まで皮をすり、皮をすり切ったゆずは果肉を搾り、ゼリーに入れていきました。
ゆずゼリーも「うずめ」要素を加え、ゼリーの下に生クリームを入れました。
調理場にはゆずの良い香りが漂っていました♪

ご飯が炊けたら施設の向かいにあるお寺に移動して、うずめ飯を仕上げていきました。
煮込んだ具材をおたま一杯分どんぶりに入れ、それをうずめるように羽釜で炊いたごはんを盛り、ねぎ、ごま、銀杏等をのせて完成しました！

体験者の方は、
「地域の方々の温かさや文化を直に感じることができた」
「雰囲気のあるお寺での食事は非日常感があり、良い経験になった」
「美都町の名産であるゆずについて深く知ることができた」
「ゆずと言えばお風呂に浮かばせるくらいだったので、もっと活用してみたい」
と仰っていました。

「ぬくもりの里二川」さんではこうした郷土料理体験のほか、旧二川小学校を改修した施設で学校を感じながら宿泊もできますよ、皆さんもぜひ訪れてみませんか♪


「ぬくもりの里二川」の紹介ページはこちら↓
https://www.oideyo-shimane.jp/facility/2988

「ぬくもりの里二川」のホームページはこちら↓
https://nukumori-sato-futakawa.com/

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