こんにちは！スタッフＹです。

この度、２月１２日～１３日に開催された「第１３回グリーン・ツーリズム・ネットワーク東京大会」に出席してきました。北は岩手県、南は熊本県と全国各地で活動している実践者さんや行政の職員、グリーン・ツーリズムの先進地である韓国の方など、３００人ほどが集いました。

１日目は、基調講演や記念シンポジウムなどが開催されました。

基調講演では、韓国で初めてフェア・ツーリズムの旅行社を設立した羅孝雨さんが、韓国での現状や、今後のあり方について講演いただきました。“フェア・ツーリズム”とは、ゲストとホストが公正な関係である旅行のことです。ホストがもてなすばかりでなく、ゲストがその地域の自然や伝統、経済などを実践し、その地域の生活を一緒に体験するものです。日本のグリーン・ツーリズムと考え方は同じですね。韓国は先進地ということで、参考になるお話しばかりでした。

記念シンポジウムでは、各地の実践者さんをパネリストにむかえ、それぞれの実践内容や魅力的なグリーン・ツーリズムにするための秘訣などをお話しいただきました。なかでも石川県能登町の実践者さんは、地域住民でグリーン・ツーリズムの会を結成して、そのみなさんの手で誘客からスキルアップの研修まで実行しているそうです。地域のネットワークの大切さを思い知らされたお話でした。

また、一の瀬たけしさんという高次脳機能障害と闘いながら歌手活動をされていらっしゃる方のコンサートもありました。お父さまの愉快なお話と、いきいきと歌われる一の瀬さんに、笑ったり泣いたり。会場は感動に包まれ、とてもあたたかい気持ちになりました。

とても濃厚で感動的な１日目はあっという間に終了。グリーン・ツーリズムの魅力を再発見するとともに、実践者さんの実行力や努力に本当に感嘆しました。今日、勉強したことはしまね田舎ツーリズムにも必ずや活用されるでしょう！

さて、グリーン・ツーリズム・ネットワーク東京大会２日目の様子は別の日にご紹介しまーす！