いなツーブログ
県外での研修会も実施しています!【2日目】
こんいちは!
この頃の陽気で、すっかり春気分のスタッフYです。
今日は、県外研修会の2日目についてのブログです。2日目の朝は6時起床で、朝食の「けんちょう」づくりをお手伝いします。さっそく、「これ、自家栽培のゴマなの。これをすってもらおうかな」と、すり鉢とめん棒を手渡されました。「ゴマすりはうまくなくちゃね!」とユニークなギャグをくり出すチエちゃんをしり目に、タエちゃんがすり方を教えてくれます。ゴマをすったことのない私は、見よう見まねでやってみるもすれているんだか、すれていないんだか…。自家栽培のゴマは市販のものと違って油が抜かれていないため、すっていると粘り気が出てくるそうです。スタッフ3人で交代しながらすっていると、ゴマがしっとりしてきました!そのゴマを、昨夜切った野菜たちをグツグツ煮ている鍋に投入。朝食の完成です。
朝食のあと、みんなで写真を撮りました。それまでも、ログよねこさんに来てからたくさんの写真を撮りました。この瞬間は二度とないんです。そのとき、その場所の音やにおい、みんなの笑顔も、たくさん切り取りました。
ついに別れのときです。離村式で、お互いに「また会おうね」と約束してお別れです。大人になると涙なんて見せられないんですよね…チエちゃんと握手をして笑顔で明るくさようなら。でも、ちょっとだけうるっとしたことは内緒ですよ。去っていくバスから手を振ります。私たちが遠くなっても、いつまでも手を振ってくださっていました。短い間でしたが、周防大島町の民泊施設のみなさま、お世話になりました!
さて、次の研修地は「瀬戸内ジャムズガーデン」さんです。東京に住んでいた男性が「ジャム屋を開業したい!」と思い立ったことがきっかけで、奥さんの故郷・周防大島町に移り住みジャム屋「瀬戸内ジャムズガーデン」をオープン。地元企業との連携や雇用を創出するなど、地域の活性化に尽力していらっしゃいます。今回は、その奥さんからお話を伺いました。
突然、ジャム屋を開業したいと言い出した旦那さんとの攻防や実際に開業してからの苦労、そして地域の活性化に至るまでを冗談を交えながらお話いただきました。やはり、地域の活性化についてのお話は興味深く、地域の方をスタッフとして何人も雇ったり、特産のミカンの形や色が悪いものを安く買いたたくのではなく適正価格で買い取ること、ジャムの原料のフルーツを地域の方に栽培してらうことや、地域の餅屋さんや豆腐屋さんとコラボして商品開発するなど、すぐにでも真似したいアイディアがたくさんでした!
お話をお伺いしたあとは、実際に瀬戸内ジャムズガーデンを見学しました。店舗は、ジャムづくりが外から覗ける工房、ジャム屋さん、カフェと続きます。ジャム屋さんでは、地元産のフルーツなどを使った手づくりジャムがずらっと並んでいました。なんと、機械を使わず全て手作業でつくるそうですよ!店内ではオススメジャムの試食ができ、おいしいのでついついあれこれ食べてしまいます。奥さんとお話をしつつ、ちゃっかりジャムをお買い上げしたスタッフYなのでした。
瀬戸内ジャムズガーデンの奥さんにお別れをして、この度の研修は終了。や
はり地域活性化は、ひとりだけで何かをするのではなく、みんなで協力し合
うことが大切だと学びました。200軒ある民泊施設や、ジャムズガーデン
さんと地域の方々の連携など、みんなで協力したことが社会増という現象に
結びついているはずです。しまね田舎ツーリズムも、この研修を糧によりよ
く発展していきたいと思います!最後になりましたが、周防大島町のみなさ
ま、ありがとうございました!