静かな漁村にある築約90年の古民家を、一棟貸しのゲストハウスにしました。
古民家は日本伝統の工法である木造軸組み工法で建築されており、木材を適材適所に使用しています。
例えば、強度を求められる梁の部分には松が使用されています。
木目のすばらしさを見せたい内装箇所には、檜や杉などを使用されています。

古民家は冷暖房がなかった時代に建てられたため、夏に照準を当てた建物が多く、夏を過ごしやすいように建てられています。
そのため、夏は住み心地はよいですが（昔は）、冬は寒いということがあります。
暖房器具などで快適に過ごせるように対応していますが、そのようなさまざまな古民家の特性を体験できる場になっています。

内装は夫婦で仕上げました。
2階のフローリング、廊下、1階の玄関から脱衣室前に続く廊下の床は旧飯浦小学校（約120年）の木造校舎で利用されていた床材になります。
1階にあるカウンターや2階の出窓の部分に使用している木も学校の階段で使用されていた木材を使用しました。
月日を経たものが醸す雰囲気を感じることができるかと思います。
またその他にも学校らしさの跡が残っている箇所がいろいろとあります。

ゲストハウスペッポでよい時間が過ごせていただければ幸いです。
1日1組限定なので気兼ねなくご滞在いただけます。