ハレの日のおもてなし角寿司
のんびりとした山里にある「茅葺の縁」は大きな古民家です。春になると庭には花々が咲き、裏山ではタケノコやタラ、コゴミ、ノビルやフキなどの山菜がたくさん採れます。山菜はアクが強いので、下準備に手間がかかりますが、手を加えた分だけおいしくいただくことができます。
今日は、近所の藤子おばあちゃんにも手伝ってもらい山菜入りの煮しめと郷土料理の「角寿司」を作ります。角寿司はこの地方の郷土料理。お祭りなどのハレの日には欠かせません。トッピングには季節が香る桜の花の塩漬けやサンショウなどを。春が香る田舎料理が出来上がりました。
郷土料理「角寿司」
寿司飯を四角い型に半分入れます。中にマメ、ニンジン、ゴボウ、シイタケ、タケノコを甘辛く煮た具材を入れ、寿司飯を上にのせます。木の蓋でトントンと軽く押して、四角になった寿司を型から取り出し、上に彩りをトッピング。