春の台所

やわらかな新芽をいただく

雪が解け新緑が美しい春がやってきました。
山里では山菜やタケノコなど
新たな命が芽吹きさわやかな息吹が香ります。
母なる大地からの恵みを感謝していただきましょう。

採りたて山菜料理

広島県との県境、標高が高い山合いで農業を営む土居さん。田んぼや畑、シイタケ栽培など四季とともに暮らしています。春はやっぱり山菜が一番。近所に生えている大きな葉っぱのフキはカマでザックリ刈って収穫します。そのフキの皮を一本一本はぐと、アクで手は真っ黒。これがゆがくとキレイな薄緑色になります。

今日のごちそう

フキの青煮

採れたてのフキは、軽くゆがくとシャキシャキの食感に。

フキの皮を取り、5cmくらいに切ります。湯に塩を少々入れて、フキをゆでます。ゆでたフキを醤油、酒、みりん、そして砂糖を少しだけ加えて、シャキシャキの食感が残る程度に炊きます。